AIによる図面読み取り自動積算WEBサービス「TEMOTO(テモト)」を開発 本日より無償提供開始
2021年3月30日
リリース
VDC(Virtual Design & Construction)カンパニーは、Webインテグレーション事業を行うZENTA株式会社、人工知能(AI)及び機械学習ソリューションを開発するNexus FrontierTech Ltdと共同で、平面図に記載された情報をAIが読み取り部屋の内法面積等を自動で概算積算しデータ化する「TEMOTO(テモト)」を開発しました。2021年3月30日から一般公開しているベータ版は、どなたでも無償でご利用いただけます。
私たちは、「TEMOTO」(ベータ版)を無償提供することで、データ蓄積・AIの機械学習によりさらなる精度向上を⽬指すとともに、積算担当者の手拾い作業の業務効率化をサポートします。そして、国内建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)促進に貢献します。
【TEMOTO ベータ版】https://lp.temoto-ai.jp
AI図面積算WEBサービス「TEMOTO」とは
主な特長
「TEMOTO」は、図面(PDF)をAIが読み取り、部屋の内法面積等を自動で拾いデータ化します。
- 図面認識精度は90%以上
- 約1時間以内でデータ化
- 簡単操作
主な利用例(面積拾いを主とする積算シーン)
- 総合建設会社 積算部:概算積算
- 専門工事会社:工事規模感の確認リスト
- 工務店:小規模物件の見積
- 不動産管理会社:現状復旧工事の見積取得
今後の展望
- 機能の改善
- AIの図面認識精度の向上
- サービス対象となる図面種類の拡充
サービス開発の背景
- 積算業務は建設プロジェクトの費用算出等に必須だが、担当者が図面を見ながら地道に手動で面積等を算出する「手拾い作業」が大半で、これに変わる手法がない
- 積算業務は、後工程の建材発注等にも影響する重要なものだが、作業負荷が多く人為的ミスを誘発しやすい点が課題とされている
参考
- 内法面積(うちのりめんせき)とは
建物の床面積を計算する際に、壁の内側の部分の寸法で求められた面積を言います。
関連リンク
資料
本件に関する問合せ先
お問い合わせ
【お客さまからの問合せ先】
野原ホールディングス株式会社
VDCカンパニー
https://lp.temoto-ai.jp/contact
※AI図面積算サービス「TEMOTO」の問合せページに遷移します。
【本件に関する報道関係者からの問合せ先】
野原ホールディングス株式会社
社長室 (担当:齋藤、青木)
TEL:03-6328-1576