タイマー等により自動昇降し、無人で車両通行規制を実現 「自発光ソフトライジングボラード」8月より発売 安全安心な街づくりのための新たな取組み

2018年7月30日 リリース

株式会社アークノハラ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:赤川喜和)は、安心安全な街づくりを目指し、街なかでの様々な課題を解決すべく、多種の安全施設・ソリューションを提案・提供しております。
このたび、生活道路や中心市街地の安心安全のための取組みの一つとして、積水樹脂株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役会長兼CEO:福井彌一郎)と「自発光ソフトライジングボラード」を共同開発し、8月1日より発売を開始いたします。

路面上に出た瞬間からLEDが常時点滅します。 
路面上に出た瞬間からLEDが常時点滅します。

「自発光ソフトライジングボラード」(以下、「本製品」とします)は、地面下に収納されているボラード(車止め)が自動昇降して地上に現れ無人で車両通行を制御する施設です。
上下に昇降するボラードは、特殊樹脂を採用しており、万が一の車両接触時の車体へのダメージを軽減します。
また、高輝度LEDが常時点滅しており、ドライバーや歩行者からの視認性を高めています。

街側の環境整備として本製品を活用することで、生活道路(抜け道)・商店街(時間外の違法駐車)・駐車スペース(違法駐車)および専用道(違法通行)の違法利用を防止させるとともに、交通事故防止や許可車両のスムースな利用にも役立ちます。
また、タイマー、リモコンおよび各種車両認識システムと連携することで、無人での道路通行規制を実現します。

本製品は、弊社と積水樹脂株式会社という長年、道路の安全・安心に取組んできた交通安全用品メーカー2社が協力し、痛ましい通学路事故の削減を目指し開発を進めてまいりました。

今後の展開としては、生活道路・通学路の安全対策は勿論、観光地の渋滞対策や防災・減災対策、民間駐車場など様々な分野への提案を進め、東京オリンピック・パラリンピック時の競技場周辺での車両制限等への導入を目指してまいります。

<タウンマネジメントとして期待できる設置効果>
1.確実な車両通行規制 
・①タイマー制御、②リモコン制御、③他システムとの連携等による制御が可能
・降下時ボラードは地下ボックス内に収納され、車両通行が可能
2.交通事故の抑止 
・許可車両のみの通行とすることで、生活道路(抜け道)・商店街(時間外の通行)・駐車スペース(違法駐車)および専用道(違法通行)の違法利用を防止
3.道路管理の軽減 
・無人での道路通行規制が可能
・システムの活用により遠隔での作動管理が可能
4.街の“にぎわい”を創出 
・曜日、時間帯での昇降設定により、イベントや歩行者天国の時間及びエリアの確実な確保が可能
・車両認識システムとの連動によりロードプライシング(※1)への活用が可能
(※1)ロードプライシングとは、特定区域への進入又は特定の道路の通行等に対し、課金等を行うことにより交通量を抑制することです。

▼自動昇降の紹介動画はこちら

<株式会社アークノハラ>
株式会社アークノハラは、長年、「安心・安全な街づくり」をキーワードに、道路行政や交通行政と連携し、道路標識や視線誘導標などの開発・製造・販売・設置までを一貫して行っております。近年ではICT技術を利用した歩行者用無線標識の開発もしております。
株式会社アークノハラをはじめとする野原グループでは、今回の「自発光ソフトライジングボラード」のほかにも、多種多様な交通安全施設を手掛けております。

自発光ソフトライジングボラード専用サイト
株式会社アークノハラ 

資料