BuildApp VR撮影データを活用した建物維持管理サービス「SIM-ON」を提供開始
BuildAppで建設DXに取り組む野原グループ株式会社は、建物のVR撮影データ(3Dスキャンデータ・デジタルツイン) に什器・設備・使用建材などの建物資産に関連する情報を集約し、1)資産管理、2)施設管理、3)IoT機器の管理ができる維持管理サービス「SIM-ON(サイモン)」を本日よりサービス提供します。また、「SIM-ON(サイモン)」の誕生により、BIM 設計-製造-施工支援プラットフォームBuildApp(ビルドアップ)の維持管理向けサービス群(デジタルツイン施設管理)を開始したこともお知らせします。
野原グループは、12月13日から開催される第3回建設DX展の野原グループ出展ブース(小間番号:30-35)にて、「SIM-ON(サイモン)」のサービス内容が分かるセミナーを実施します 。(詳細はこちらから)
今後の展開
野原グループは、「SIM-ON(サイモン)」で、既存建物の維持管理業務の質と効率化向上により、維持管理プロセスの変革を支援します。
今後も、野原グループは、BIM設計-製造-施工支援プラットフォームBuildApp(ビルドアップ)のサービス群を追加してまいります。
そして、BuildAppを「建設DXで、社会を変えていく」ためのオープンプラットフォームとし、多くの建設関係者のプロセス変革と建設産業のサプライチェーン 変革の実現を目指します。
建物のあらゆる情報をデジタル管理できる「SIM-ON(サイモン)」とは
「SIM-ON(サイモン)」は、既存建物のVR撮影データ(3Dスキャンデータ)に什器・設備・使用建材などの建物資産に関連する情報を集約し、1)資産管理、2)施設管理、3)IoT機器のデジタル管理ができる維持管理サービスです。
「SIM-ON(サイモン)」が解決したい、建物の維持管理業務にまつわる課題
従来、紙ベースの管理が主流なため次のような課題がありました。その結果、建物の維持管理業務に必要な資料にたどり着くまでに多くの時間を要し、設備や什器等の資産管理、改修工事の企画にも悪影響を及ぼすことも少なくありませんでした。
- 図面、設備や什器のマニュアルなど、あらゆる資料が紙ベースなので、管理が煩雑になっている。
(什器や設備などの機器の点検記録や交換部品の品番など様々な情報が散在しがち) - 改修工事を検討したいが、図面などの基礎資料の保管場所が分からない。
「SIM-ON(サイモン)」のサービス概要
サービス提供時期 |
2023年12月13日
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サービス利用料 |
現場(物件)単位でのクラウド使用料等が含まれ為替レートの影響も受ける為、お問合せをお願いします。
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WEB | https://nohara-vdc.jp/matterport/sim-on |
開発企業 |
SIMLAB(シムラボ) 、野原グループ株式会社
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お問合せ先 |
野原グループ株式会社
BuildApp事業統括本部 建設DXソリューション営業部(担当:原田)
【メール】matterport-sales@nohara-inc.co.jp
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「SIM-ON(サイモン)」の特長
維持管理業務のデジタル化と効率化へ | |
SIM-ON(サイモン)の特長 | 解決したい課題 |
1.実空間に紐づくリアルなデジタルツインで、建物情報をデジタルで集約管理
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2.施設管理をデジタル化し、タスクを可視化、解決しやすく
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3.様々なベンダーのIoT機器を集中管理
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第3回建設DX展(東京)で「SIM-ON(サイモン)」のサービス説明を予定
野原グループは、12月13日から開催される第3回建設DX展の野原グループ出展ブース(小間番号:30-35)にて、次のスケジュールで「SIM-ON(サイモン)」のサービス内容が分かるセミナーを実施します 。(詳細はこちらから)
セミナースケジュール |
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聴講方法 |
第3回建設DX展(東京)に事前登録のうえ、ご聴講を希望されるセミナーの開始時刻に、野原グループの「BuildApp」ブース(小間番号:30-35)にお越しください。
※事前予約なし、来場先着順、スペースの関係上座席のご用意は限定的です。
※第3回建設DX展(東京)への入場用バッジ登録はこちらから。ただし、本登録は、BuildAppブースBIMセミナーの聴講を予約するものではありません。
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参加費 | 無料 |
その他 | 当日は、SIM-ON(サイモン)の他、デジタルツインを活用した施工管理支援サービス「Stages」、VR撮影/3D測量で自動生成される点群データからのBIMモデリング化サービス「Scan to BIM」のサービス内容の説明も予定されています。 |
BIM設計-製造-施工支援プラットフォームBuildApp(ビルドアップ)とは
BIM設計-製造-施工支援プラットフォームBuildApp(ビルドアップ)は、設計事務所やゼネコンが作成したBIM設計データをより詳細なデータにし、各建設工程で必要なデータとして利活用し建設工程全体の生産性向上を実現するクラウドサービスです。
設計積算から製造・流通・施工管理・維持管理までをBIMでつなぐ複数のサービスにより、各プレイヤーに合わせたサービスを提供しています。
設計・施工の手間・手戻りをなくし、製造・流通を最適化して、コスト削減と廃棄物・CO2削減に貢献します。
私たちがBuildAppで実現したいこと
- BIM起点のデータで建設関係者を繋いで連携を生む
- 工程の可視化や業務の自動化により業界内の無駄を解消する
- DXによる生産性向上や廃材・CO2排出量の削減を目指す建設企業とともに、サプライチェーンを変革し、「建設DXで、社会を変えていく」
サービスマップ
現在、建設プロセスの施工(特に内装工事と建具工事)に関連するサービス群を中心に開発、現場実証を進めています。
将来的には、対応する工事の種類を拡大し、建設の全てのプロセスに向けたサービス群を完備していく予定であり、オープンプラットフォームを目指しています。
参考
- 働き方改革とは
2024年4月に迫った建設業における時間外労働の上限規制の適用への対応や、4週8閉所(一般社団法人 日本建設業連合会が進める、建設業の働き方改革の一つ)などを指します。詳しくは、厚生労働省 働き方改革特設サイトや一社)日本建設業連合会のウェブサイトをご参照ください。 - IoT(Internet of Things の略)とは
「モノのインターネット」を指します。コンピューターなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々なモノに通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うことを言います。 - BIM(ビム/Building Information Modellingの略)とは
国土交通省によれば、コンピュータ上に作成した3次元の形状情報に加え、室等の名称・面積、材料・部材の仕様・性能、仕上げ等、建築物の属性情報を併せ持つ建物情報モデルを構築することです。 - DX(デジタルトランスフォーメーション)とは
経済産業省の定義によれば「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」を指し、単なるデジタル活用とは区別されています。 - サプライチェーンとは
商品や製品が消費者の手元に届くまでの、調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費といった一連の流れのこと。 - VRとは
VR(仮想現実)は、仮想の世界を現実のように体験できる技術を言います。 - デジタルツインとは
現実の建物がバーチャル空間において再現されている状態を指します。 - SIMLAB(シムラボ)とは
ポーランドに本社を置く企業で、野原グループ株式会社は同社の開発パートナーです。SIMLABの詳細はこちらから。
関連リンク
- 建物のあらゆる情報をデジタル管理できる「SIM-ON(サイモン)」
- Matterport リセラーサイト(野原グループ運営)
※野原グループが運営する、Matterport社の国内リセラーサイトでは、マーターポートカメラの販売の他、マーターポートカメラの活用セミナーも多数開催しています。 - BuildApp 第3回建設DX展(東京)のブース内でBIMセミナーを開催(2023/11/30)
- BuildApp 第3回 建設DX展(東京)に出展(12/13~15)(2023/11/15)
- BIM設計-製造-施工支援プラットフォーム BuildApp(ビルドアップ)
資料
本件に関する問合せ先
お問い合わせ
【お客さまからの問合せ先】
野原グループ株式会社
BuildApp事業統括本部 建設DXソリューション営業部(担当:原田)
E-mail:matterport-sales@nohara-inc.co.jp
【本件に関する報道関係者からの問合せ先】
野原グループ株式会社
ブランドコミュニケーション課 (担当:森田・齋藤)
E-Mail:nhrpreso@nohara-inc.co.jp