AI図面積算WEBサービス「TEMOTO」 建築現場のDX最新動向としてWEBセミナーで紹介

2022年2月9日 お知らせ

弊社は、建設産業のアップデートを実現するため、BIM(ビム、Building Information Modelingの略)を基軸とした建設産業のプロセス変革を目指しています。
建設DX推進統括部 VDC(Virtual Design & Construction)開発事業部では、「紙の業務」の多さが建設産業の課題の一つである点に注目し、「紙の業務」を軽減させデータ化させることでBIMにつなげるサービスとして、AIによる建築図面の自動読取りサービス「TEMOTO(テモト)」を開発しました。同サービスは、β版を2021年3月より無償提供してます。

このたび、全国各地で建材販売を中心に、プレカット工場、内装施工、住宅建築・販売などを展開している企業が集まり地域での新たな住宅供給を目指すニューコントラクターの会21(NCC21)の2022年2月度定例会にて、VDC事業開発部長 東政宏が、以下の概要で登壇しました。

テーマ  紙(PDF)からの手拾い作業を解放する「Paper to BIM」とは?
AI図面積算WEBサービスTEMOTOで内装等の拾出し自動化へ
内容
  • 建設産業の課題にとっての「BIM」という解決策
  • 現状と「BIM」をつなげるための「Paper to BIM」


■登壇の様子_VDC事業開発部長 東政宏

AIによる建築図面の自動読取りサービス「TEMOTO(テモト)」とは

「TEMOTO」(β版)は、平面図PDFに記載された情報をAI(人工知能)が読み取り、部屋の内法面積(うちのりめんせき)や部屋名をデータ化(自動取得)し、ユーザーはその結果をエクセル形式でダウンロードできるWEBサービスです。
現在、β版を無償提供中で、正式版のサービス提供にむけて更なるサービス品質の向上を目指しています。

内装等の拾出し自動化に役立つ特長

  • 図面認識精度は90%以上
  • 約1時間以内で、平面図PDFから内法面積と部屋名を読取りデータ化
  • 簡単操作(ユーザーは、結果をWEB上で確認し、エクセル形式でダウンロードできる)


■ユーザーは、TEMOTOの読み取った部屋名と内法面積をWeb上で確認できる

サービスサイト

https://lp.temoto-ai.jp/

問い合わせ

https://lp.temoto-ai.jp/contact 
※AIによる建築図面の自動読取りサービス「TEMOTO(テモト)」の問合せページに遷移します。

野原グループの建設DX支援サービス群「BuildApp(ビルドアップ)」

弊社は、建設DX推進を支援する新サービスブランド、BIM設計-生産-施工支援プラットフォーム「BuildApp(ビルドアップ)」(β版)を2022年1月より提供開始しました。
「BuildApp(ビルドアップ)」は建設プロセスに応じたサービス提供が特長です。
AIによる建築図面の自動読取りサービス「TEMOTO(テモト)」は、総合建設会社を中心に課題に感じている方の割合が多い「設計積算」プロセスの支援サービスとして、「BuildApp」を構成するサービス群の一つでもあります。

名称 「BuildApp(ビルドアップ)」(β版)
開始時期 2022年1月 ※正式版は2022年7月開始予定
価格  β版は月額費用無料、初期費用はお問い合わせください。
問合せ方法 BuildAppサイトお問い合わせフォーム:http://build-app.jp/contact/
メール:info@build-app.jp
電話:03-6367-1634
WEB https://build-app.jp

 

■BIM設計-生産-施工支援プラットフォーム「BuildApp(ビルドアップ)」は建設プロセスに応じたサービス提供が特長

参考

  • BIM(ビム/Building Information Modelingの略称)とは
    建築物のデジタルモデルに、部材やコストなど多様な属性データを追加した建築物のデータベースを持たせ、設計・施工・維持管理の各プロセスを横断して活用するためのソリューションです。

関連リンク