児童養護施設(神奈川県)の施設修繕活動に参加、住の課題に向き合う

2023年12月8日 リリース

■施設修繕活動の様子(野原グループ_パーパスプロジェクトメンバー)

BuildAppで建設DXに取り組む野原グループ株式会社は、社会福祉法人「エリザベス・サンダース・ホーム」(所在地:神奈川県中郡大磯町)内の男子寮修繕プロジェクトにて、修繕費用の一部を寄付したほか、2023年11月15日(水)に環境整備活動のボランティアとして、同施設敷地内の雑草や枯れ草・落ち葉の除去活動を実施したことをお知らせいたします。

野原グループは、「建設DXで、社会を変えていく」ために、BuildApp(ビルドアップ)事業(建設サプライチェーンの変革を促し、建設DXを推進する基盤環境を提供)を通じた社会貢献と「新たな価値創造への挑戦」に取り組んでいます。弊社は、社会のインフラと住を支える建設産業に携わる企業として、社業を通じた社会貢献を実施するためには、社員ひとり一人の高い視座が必要だと考えております。

私たちは、今後もこのような社会貢献活動等で社員への人的資本投資を推進するとともに、社業であるBuildApp(ビルドアップ)事業の強化につなげ、住環境を巡る社会課題の解決に挑戦し続けます。

「エリザベス・サンダース・ホーム」の施設修繕活動について

今回の活動は、「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」をミッションに活動している認定NPO法人 ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン(所在地:東京都新宿区、以下「ハビタット」)の施設修繕プログラムの一環です。
野原グループは、ハビタットの賛助会員であり、今回の活動には主に新卒入社1・2年目社員で構成された、パーパスプロジェクト(後述)のメンバーを中心とした社員13名が参加いたしました。

実施目的

  • 社員ひとり一人が社会課題に目を向け視座を高める機会を会社が創出することで、社員の自己成長および事業を通じた社会貢献につなげる
  • コロナ禍の影響から懸念していた社員同士のコミュニケーション不足 を補うとともに、ボランティア活動を通じて、仲間・協力会社・社会とのつながりや「社会の一員である」との認識を醸成する

活動内容

  • 社会福祉法人「エリザベス・サンダース・ホーム」内の男子寮修繕費用の一部寄付
  • 環境整備活動のボランティア(敷地内の雑草や枯れ草・落ち葉の除去等)
  • 「住」を巡る課題等の理解(施設内の見学や施設の歴史と抱える課題などを施設長より説明)

    ■写真左:落ち葉の除去活動、写真右:施設長による施設の歴史と抱える課題の説明の様子

「エリザベス・サンダース・ホーム」施設長 一寸木 智文(ちょっき ともふみ)さま コメント

“ 当施設の多くの子どもたちは、虐待を受けて入所してきます。
その中には安全で安心した生活が送れなかった子どももいます。
だからこそ、まずは住環境を整えて、生活していくことが大切になります。
今回は社会的養育を必要とされている子どもの現状、それを取り巻く施設内外の環境を民間企業の皆さまに知っていただける機会にもなり、大変貴重な時間だと思います。”

※コメント全文はリリースPDFをご参照ください。

ハビタット 事務局 コメント

“ 弊団体の賛助会員として、長くわれわれの活動をご支援いただいている野原グループさまは、建設業界の変革をもたらすフロントランナーであるとともに、積極的に弊団体の社会貢献にご支援いただいている日本企業のフロントランナーであると思います。
ハビタットの理念や活動の内容についての事前研修の時間も設けて、しっかりと準備をして活動に取り組んでいただきました。今回は、若い社員の方が多く参加いただいていましたので、初のボランティア活動の方も多かったと思いますが、事前研修からの学びもあり、当日は非常に熱心に活動されていました。
今後も、貴社が建設業界のロールモデルとなっていただくことで、より多くの同業種の企業さまが社会貢献への関心を持っていただけたらと思っています。 ”

※ハビタットのホームページには、本件の活動報告が掲載されています。

野原グループの「パーパスプロジェクト」について

野原グループの「パーパスプロジェクト」とは、グループ社員が「スポーツ観戦」や「ボランティア活動」など、事業以外の有意義なイベントなどの活動を通じて、広い視野で「個人」「組織」を見つめ直し、社会の一員としてパーパス(存在意義)を意識できる機会を創出する取組みで、2022年7月より開始しております。

今回の児童養護施設「エリザベス・サンダース・ホーム」の施設修繕活動は、ハビタットのご協力も得て実現しました。

児童養護施設「エリザベス・サンダース・ホーム」の施設修繕活動に参加した社員の声

  • 【入社1年目社員】「住の問題に向き合うため、今自分ができることは何だろう」など、さまざまなことを考えさせられる貴重な体験になりました。
    また、普段関わりのない同世代のメンバーと協力しながら掃除もでき、非常に満足しました。
    自身では、なかなかボランティア活動に踏み出せないことがあるため、会社として今回のような活動ができることが大変ありがたく、今後もできるかぎり参加したいです。
  • 【入社2年目社員】機会がなければ入れない場所であることはもちろん、ボランティアの活動に参加すること自体が私にとっては貴重な経験だったため、充実した1日でした。
    また、コロナ禍で人とのコミュニケーション不足が続いたこともあり、社内・関係者・社会とのつながりを感じられるよい機会でした。
    もっと職員の方のお話を伺い、施設への理解を深めたいと思いました。

これまでの主な活動実績と今後の予定

時期 活動内容
2024年4月予定 認定NPO法人 ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン主催の「プロジェクトホームワークス」への参加
2024年3月予定 一般社団法人モア・トゥリーズの協力のもと、森林の課題に向き合うワークショップを社内で開催
2023年12月予定 新宿区主催の新宿年末クリーン大作戦への参加
2023年11月 認定NPO法人 ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン主催の「施設修繕支援プロジェクト」への参加
2022年12月 新宿区主催の新宿年末クリーン大作戦への参加
2022年11月 チームビルディングワークショップ「OFF TIME biz」を若手社員向けに開催
2022年7月 新宿区のJFLサッカークラブ「クリアソン新宿」をビジョンパートナーとして応援
2020年1月 新宿シティーハーフマラソンへの協賛
2019年12月 新宿区主催の新宿年末クリーン大作戦への参加
※標識や交通安全施設を手掛ける株式会社アークノハラは、2012~2019年にかけ、毎年参加しています。
2019年5月 認定NPO法人 ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン主催の「プロジェクトホームワークス」への参加

関連リンク

資料

本件に関する問合せ先

お問い合わせ

【一般の方】
野原グループ株式会社
人事部(担当:佐藤)
TEL:03-3357-2171

【報道関係者からの問い合わせ先】
野原グループ株式会社
マーケティング部 ブランドコミュニケーション課 (担当:森田・齋藤)
E-Mail:nhrpreso@nohara-inc.co.jp