BIMobject Japan メーカーオブジェクトの流通増に向け、キャパと協業


BuildAppで建設DXに取り組む野原グループのBIMobject Japan株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山梶真司)は、株式会社キャパ(本社:東京都千代田区、代表取締役会長:吉良平四郎)と、建材・設備メーカーのBIM 対応を加速させ、メーカーオブジェクトの流通を増やすことで、設計・施工・維持管理での建設業界でのBIM活用を促すため、2025年3月から協業を本格開始しました。
このパートナーシップは、BIM(Building Information Modeling)技術を活用し、建設プロジェクトの効率化と精度向上を目指すものです。
BIMobject Japanは、グローバルなBIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」を運営し、設計者にとって必要なデジタルデータを提供しています。
一方、キャパは、42年の歴史を持つソフトウェア開発企業であり、CAD・BIM・CIMソフトウェアのカスタマイズ開発を専門としています。
この協業により、両社はそれぞれの強みを活かし、建設業界に新たな価値を提供することを目指します。
協業の背景と目的
背景
日本の建設業界では、BIM/CIMの導入が加速しており、建材・設備メーカーにとってもBIMデータの標準化、システム連携、クラウド活用 がますます重要になっています。
目的
BIMobject Japanとキャパの協業は、BIMの普及を加速し、建設業界全体の生産性向上を図ることを目的としています。特に、BIMobject Japanが提供する「BIMobject®」は、世界中のメーカー製品のデジタルデータを集約し、設計者が無料でダウンロード機能を利用できるプラットフォームです。これにより、設計者は最新の建材や設備の情報を簡単に入手し、設計の効率化と精度向上を実現できます。
BIMobject Japanは、野原グループとBIMobjectAB(Malmo Sweden)が共同で設立した企業であり、BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」を運営しています。このプラットフォームは、世界中の建設資材や設備メーカーの製品データを集約し、設計者に提供しています。メーカーにとっては、自社製品をグローバルに発信できる場であり、設計者にとっては、メーカー監修のオブジェクトデータを無料で入手できる貴重なリソースです。また、BIMobject®は、様々なサイトやソリューションと連携できる高機能なデータ管理システムとしても機能しており、設計者のデータ管理を効率化します。
キャパは、CAD・BIM・CIMソフトウェアのカスタマイズ開発を専門とする企業であり、Revitコンサルティングや開発を通じて、BIMファミリの社内データベースとしての利用を提案しています。これにより、設計者はプロジェクトに必要なデータを効率的に管理し、設計の精度を向上させることができます。キャパの専門性は、BIMobject Japanのプラットフォームと組み合わせることで、設計者にとってより使いやすいソリューションを提供することが可能です。キャパの技術力とBIMobject Japanのグローバルなネットワークを活かし、建設業界のDXを推進します。
BIMobject Japanとキャパの協業により、建設業界に新たな価値を提供することが可能になります。BIMobject Japanのプラットフォームを通じて、設計者は最新の建材や設備のデジタルデータを簡単に入手でき、設計の効率化と精度向上を実現できます。また、キャパのカスタマイズ開発技術を活用することで、設計者のニーズに合わせたソリューションを提供し、プロジェクトの成功を支援します。
私たちは本協業により、建設業界全体のDXを加速し、持続可能な設計の実現を目指します。
協業内容
- メーカー向けBIM導入支援
- BIM活用ガイドラインの策定支援
- BIMデータの標準化とプラットフォーム最適化
- データ管理・流通の効率化
BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」について
BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」とは

BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」は、世界の建設資材や設備等のメーカー製品の3Dデジタルコンテンツを始めとするあらゆる情報/データを掲載する世界最大のプラットフォームです。
メーカーにとっては自社製品をグローバルに発信する場になっています。様々なサイトやソリューションとも幅広く連携できる他、全てを一括管理できる高機能なデータ管理システムとしての側面も持っています。設計者にとってはメーカー監修のオブジェクトデータを無料で入手できる場となっています。
日本国内では、野原グループ株式会社と、BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」を世界的規模で展開する BIMobjectAB( Malmö Sweden)が 2017年12月27日付で設立した、BIMobject Japan株式会社が、国内向けにサービス運営をしています。
▼BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」
https://www.bimobject.com/ja/product
▼BIMobjectリセラーサイト
https://vdc-solution.jp/bimobject/contact/
BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」に関するお問い合わせ先
野原グループ株式会社 BuildApp事業統括本部 BuildApp営業統括部 本社営業2部 BIMobject営業課
E-Mail:bimobject@vdc-solution.jp
TEL:03-6328-4548
【フォーム入力】https://vdc-solution.jp/bimobject/contact/
BIM設計-製造-施工支援プラットフォーム「BuildApp」について ※登録商標取得済み

「BuildApp(ビルドアップ)」は、設計事務所やゼネコンが作成したBIM設計データをより詳細なデータに置き換え、各建設工程で必要なデータとして利活用し建設工程全体の生産性向上を実現するクラウドサービスです。設計積算から製造・流通・施工管理・維持管理までをBIMでつなぐ複数のサービスにより、各プレイヤーに合わせたサービスを提供します。そして、設計・施工の手間・手戻りをなくし、製造・流通を最適化して、コスト削減と廃棄物・CO2削減に貢献します。
「BuildApp」は、建設サプライチェーンの抜本的な効率化と未来へ繋がる成長をサポートし、皆さまと一緒に建設業界をアップデートしていきます。

私たちがBuildAppで実現したいこと
- BIM起点のデータで建設関係者を繋いで連携を生む
- 工程の可視化や業務の自動化により業界内の無駄を解消する
- DX による生産性向上や廃材・CO2排出量の削減を目指す建設企業とともに、サプライチェーン を変革し、「建設DXで、社会を変えていく」
BuildAppの新サービス「BuildApp 内装 建材数量・手配サービス」が2月より商用提供開始
「BuildApp 内装 建材数量・手配サービス」は、建材発注数量の算出や施工情報の自動アウトプットができる内装仕上工事向けのサービスです。
BIMで内装仕上工事に必要な建材手配に関わる業務を効率化し、無駄を省いた効率的な資材管理を実現します。 2025年2月3日より商用提供を開始し、「建築プロジェクトでBIM化が遅れている内装仕上工事」を情報マネジメントの観点から変革する第一歩を踏み出しました。

お問い合わせ先
BuildApp WEB | https://build-app.jp/ |
フォーム入力 | https://build-app.jp/contact/ |
電話 | 03-4535-1158 |
参考
- BIM(ビム)とは
国土交通省によれば、「Building Information Modelling」の略称で、コンピュータ上に作成した3次元の形状情報に加え、室等の名称・面積、材料・部材の仕様・性能、仕上げ等、建築物の属性情報を併せ持つ建物情報モデルを構築することです。 - DX(デジタルトランスフォーメーション)とは
経済産業省の定義によれば「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」を指し、単なるデジタル活用とは区別されています。 - サプライチェーンとは
商品や製品が消費者の手元に届くまでの、調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費といった一連の流れのことをいいます。
関連リンク
資料
本件に関する問い合わせ
お問い合わせ
【BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」への掲載に関するお問い合わせ先】
野原グループ株式会社 BuildApp事業統括本部 BuildApp営業統括部 本社営業2部 BIMobject営業課
E-Mail:bimobject@vdc-solution.jp
【本件に関する報道関係者からの問合せ先】
野原グループ株式会社 マーケティング部 ブランドコミュニケーション課(担当:森田・齋藤・萩谷)
E-Mail:nhrpreso@nohara-inc.co.jp
TEL:03-6328-4548