超軽量天井材【カールトン/CARLTON】の開発について

2014年10月6日 お知らせ

野原産業(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 野原 数生)はこのほど、グリッド天井に使用する超軽量天井材「カールトン/CARLTON」を開発しました。新素材のガラス繊維シートにより、厚さわずか0.7mm、重さは1m2あたり従来の天井材の約20分の1を実現しました。
最近では地震時の天井への安全性の関心が高まってきていますが、「カールトン/CARLTON」はその軽量性により万一の天井落下時にも被害を小さくすることが期待されます。グリッド天井は現在、中大型オフィスビルでは広く普及しており、バー材と天井材で構成されます。「カールトン/CARLTON」は一般的なスチールバー材に取り付けることが可能で、新築・改修両方に施工が可能です。

施工実績例 軽量かつ薄型素材

1.超軽量天井材「カールトン/CARLTON」の特長

(1)超軽量
重量は1m2あたり約200gでグリッド天井の天井材として一般的なロックウールの約20分の1の軽さを実現しました。
これにより天井全体の軽量化を実現することができます。
軽量でシート状のため、万一の落下時にも室内環境へのダメージがほとんどありません。
また、軽量かつ薄型であることから天井材の運搬・保管の効率化や施工作業者の負担軽減が期待されます。

(2)簡易な施工性
一般的なグリッド天井のスチールバー材の上に載せるだけで施工は完了します。
マグネットがスチールバー材に密着することにより風圧による浮き上がりを防止しました。
また、切断加工時粉塵がでないため、作業環境がクリーンで、特に改修時において現場を清潔に保つことができます。

(3)不燃性
建築基準法の規定に基づく不燃材料として国土交通大臣の認定を取得しています。

(4)吸音性
天井材に求められる機能の一つである吸音性能を十分に備えています。

(5)白い無地の意匠性
穴あき模様のないすっきりとした白い仕上げとなっています。

(6)人体への安全性
建築基準法の規定に基づくF☆☆☆☆としてホルムアルデヒド放散性の国土交通大臣の認定を取得しています。

2.今後の事業展開

超軽量天井材「カールトン/CARLTON」はグリッド天井専用を皮切りに、建物の安全性の向上に寄与するために様々な形状の天井への用途展開を目指します。施主・設計事務所への啓蒙活動を中心に11月より市場開拓を開始いたします。

【製品詳細】
カールトン詳細ページ

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