オートデスク株式会社発行「BIMスタートアップガイド」パートナー企業紹介に、BuildApp内装を掲載いただきました

2025年10月7日 お知らせ

BuildApp(ビルドアップ)で建設DXに取り組む野原グループ株式会社は、建設産業における施工BIMの推進、内装仕上工事をはじめとする専門工事の生産性向上を目的に、BIM設計-製造-施工支援プラットフォーム「BuildApp(ビルドアップ)」のサービス展開を進めております。
 この度、オートデスク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中西 智行、以下オートデスク)が、自社サイトで紹介している「BIMスタートアップガイド」のパートナー企業紹介に「BuildApp内装」を掲載いただきました。

「施工BIMスタートアップガイド」とは

オートデスクは、建築、土木、製造、メディア&エンターテインメント業界向けに、2D・3D設計ソフトウェアおよびクラウドソリューションを提供する、世界的なリーディングカンパニーです。中でも建築・土木・建設向けに最適化されたソフトウェアパッケージAEC Collection(AutoCAD Plus、Revit、Civil 3Dなど)を展開しています。
Revitは意匠・構造・設備の3分野すべてに対応するBIMソフトウェアであり、データ変換の必要なく、分野間の整合性担保やリアルタイムでの連携が可能です。設計フェーズでのRevit活用が進む中、施工フェーズにおいてもRevitを活用することで、設計・施工間のシームレスなデータ連携による生産性向上が期待できます。
 今回発行された「施工BIMスタートアップガイド」は、BIMの仕組みを、図解も多用し、BIMに触れる機会が無い人でも理解できるよう工夫されています。(※自社サイト内にある、「Revit 施工向け 学習教材」https://bim-design.com/library/の「Revit施工向け学習教材」https://www.autodesk.com/jp/campaigns/bim-guide-construction からダウンロード可能。ダウンロードには個人情報の入力が必要です)

野原グループBuildAppとの関わり

2025年7月に虎ノ門ヒルズフォーラムで開催されたオートデスク主催のDesign & Make Summit Japan 2025に協賛するとともに、ブースを出展し、BIM設計-製造-施工支援プラットフォーム「BuildApp(ビルドアップ)」の最新内容を紹介するなど、両社は建設プロジェクト全体の生産性向上という共通目的をもち、新しい建設産業の在り方を目指す共創関係にあると言えます。
建設業界ではデータ活用による業務効率化、後工程での手戻り抑制による生産性や事前の詳細検討による品質の向上、そして暗黙知の形式知化による人材育成が期待されています。
BuildApp内装は、 Revitで作成した内装施工BIMモデルを活用し、以下の特長を通じて現場での内装施工BIM活用を強力に支援し、新たな価値を提供します。

  • 業務効率化と標準化:建材の正確な所要数量や施工計画の検討に役立つアウトプットを提供し、現場での揚重・間配り計画を含む複雑な内装工事業務を、熟練職能者の“暗黙知”に頼ることなく標準化し、生産性を向上させます。
  • コスト削減と環境負荷低減:資材搬入・配置計画の最適化により、資材の保管や運搬に関わる余剰コストや、余材や廃材(CO2)を低減します。
  • 品質・コスト・納期(QCD)の向上:BIMデータを起点とした計画表や数量確認書の現場活用により、建設サプライチェーン全体での品質、コスト、納期が向上します。

BuildAppは今後、内装の他工程や、内装以外工種への対応を拡大し、建設サプライチェーン全体の効率化を推進してまいります。

BIM設計-製造-施工支援プラットフォーム「BuildApp」について ※登録商標取得済み

「BuildApp(ビルドアップ)」は、設計事務所やゼネコンが作成したBIM設計データをより詳細なデータに置き換え、各建設工程で必要なデータとして利活用し建設工程全体の生産性向上を実現するクラウドサービスです。設計積算から製造・流通・施工管理・維持管理までをBIMでつなぐ複数のサービスにより、各プレイヤーに合わせたサービスを提供します。そして、設計・施工の手間・手戻りをなくし、製造・流通を最適化して、コスト削減と廃棄物・CO2削減に貢献します。
「BuildApp」は、建設サプライチェーンの抜本的な効率化と未来へ繋がる成長をサポートし、皆さまと一緒に建設業界をアップデートしていきます。

私たちがBuildAppで実現したいこと

  • BIM起点のデータで建設関係者を繋いで連携を生む
  • 工程の可視化や業務の自動化により業界内の無駄を解消する
  • DX による生産性向上や廃材・CO2排出量の削減を目指す建設企業とともに、サプライチェーン を変革し、「建設DXで、社会を変えていく」

BuildAppの新サービス「BuildApp 内装 建材数量・手配サービス」が2月より商用提供開始

「BuildApp 内装 建材数量・手配サービス」は、建材発注数量の算出や施工情報の自動アウトプットができる内装仕上工事向けのサービスです。

BIMで内装仕上工事に必要な建材手配に関わる業務を効率化し、無駄を省いた効率的な材料手配を実現します。 2025年2月3日より商用提供を開始し、「建築プロジェクトでBIM化が遅れている内装仕上工事」を情報マネジメントの観点から変革する第一歩を踏み出しました。

今後の展開

BuildApp 内装 建材数量・手配サービスの機能拡張

私たちは、BuildApp内装を活用することで、ユーザーが知らないうちにBIMを利用し、内装工事プロセスの生産性が向上している世界を早期に実現するため、随時機能を拡張していく予定です。主な内容は次の通りです。

  • 内装工事会社の番頭(営業トップまたは工事管理担当者)がBuildApp上で最適な建材を選択する機能を開発中です。
  • 従来の一般壁に加え、天井と高壁へとサービス対象工種を広げていきます。
  • 施工数量の算出や、出来高管理機能の開発を進めています。

お問い合わせ先

BuildApp WEBhttps://build-app.jp/
フォーム入力https://build-app.jp/contact/

関連リンク

参考

  • BIM(ビム/Building Information Modelingの略称)とは
    建築物のデジタルモデルに、部材やコストなど多様な属性データを追加した建築物のデータベースを持たせ、設計・施工・維持管理の各プロセスを横断して活用するためのソリューションです。野原グループでは、2017年よりBIM事業に注力しています。

お問い合わせ

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【BuildApp内装 建材数量・手配サービスへのお客様からのお問合せ】
野原グループ株式会社 BuildApp事業統括本部
問い合わせフォーム: https://build-app.jp/contact/

【本件に関する報道関係者からの問合せ先】
野原グループ株式会社
マーケティング部 ブランドコミュニケーション課(担当:森田・髙橋)
E-Mail:nhrpreso@nohara-inc.co.jp