BIMobject Japan 建材・設備メーカー向け無料トライアルキャンペーンを実施

2025年3月21日 お知らせ

BuildAppで建設DXに取り組む野原グループのBIMobject Japan株式会社は、2018年よりBIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」の国内向けサービスを運営をしています。

BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」は、世界の建材や設備等のメーカー製品の3Dデジタルコンテンツを始めとするあらゆる情報/データを掲載する世界最大のプラットフォームです。このたび、BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」では、建設資材や設備等のメーカー向けに、自社製品データを10製品まで無料でお試し掲載できる「無料トライアルキャンペーン」を2025年4月10日まで実施しています(先着10社まで)。

BIMobject Japan 建材・設備メーカー向け無料トライアルキャンペーン

本キャンペーンでは、先着10社の建設資材や設備等のメーカー様が、BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」に自社製品データを10製品まで無料でお試し掲載できます。
トライアルキャンペーンでの自社製品データの掲載期間は6か月以上で(トライアル期間は、掲載いただく製品カテゴリによります)、掲載可能なデータの種類(ファイル形式)は.rvt/.rfa/.pdf/.dwg/.dxf/.ifc/.plnです。

「BIMobject Japan 建材・設備メーカー向け無料トライアルキャンペーン」お申込み期限は2025年4月10日です。

キャンペーン内容の詳細はこちらから

キャンペーンに関するお問い合わせはこちらから

お問い合わせフォームにて、「無料トライアルキャンペーンについて」とご記載のうえ、お送りください。担当者より返信させていただきます。

BIMオブジェクトの国内流通をめぐる状況

国内のBIM活用を促進するためには、国内メーカーのBIMオブジェクトの流通を増やし建設プロジェクトで使いやすくする必要がありますが、国内メーカーのBIMオブジェクト流通が進んでいません(BIMobject Japanの調査では、国内メーカーのBIMオブジェクト掲載企業数は、アメリカに比べて約19分の1、ドイツやフランスに比べると約7分の1という状況です)。
実際、国土交通省発表の「建築分野におけるBIMの活用・普及 状況の実態調査」でも「Q16:所属部署でBIMの導入によるメリット・効果が得られていないと感じる場面(複数回答/%)」で、「建材等のBIMデータが流通していない[n=97]」が挙げられています。

【出典】国土交通省資料より引用

BIMと野原グループ

野原グループは、国内外でのBIM需要の拡大予測や、建設産業の生産性向上のカギと言われるフロントローディングとその実現に向けて、BIMobject Japan株式会社が建材・設備・家具メーカー各社のBIMオブジェクトの国内流通増に尽力してきました。2021年以降は、BIM設計-製造-施工支援プラットフォーム「BuildApp」でBIMを各建設工程で必要なデータとして利活用し、建設工程全体の生産性向上を目指し、建設DX推進事業を強化しています。

しかし、建設産業全体を見渡してみると、BIM自体の浸透が遅く、一部の関係者にはBIM疲れ・BIM離れが見受けられる状況です。そこで、この状況を打開するために、BIMobject Japan株式会社が「建材・設備メーカー向け無料トライアルキャンペーン」を実施することにいたしました。

BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」とは

BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」は、世界の建設資材や設備等のメーカー製品の3Dデジタルコンテンツを始めとするあらゆる情報/データを掲載する世界最大のプラットフォームです。

メーカーにとっては自社製品をグローバルに発信する場になっています。様々なサイトやソリューションとも幅広く連携できる他、全てを一括管理できる高機能なデータ管理システムとしての側面も持っています。設計者にとってはメーカー監修のオブジェクトデータを無料で入手できる場となっています。
【WEB】https://www.bimobject.com/ja
【お問い合わせ先】https://vdc-solution.jp/bimobject/contact/

参考

  • BIM(ビム)とは
    国土交通省によれば、「Building Information Modelling」の略称で、コンピュータ上に作成した3次元の形状情報に加え、室等の名称・面積、材料・部材の仕様・性能、仕上げ等、建築物の属性情報を併せ持つ建物情報モデルを構築することです。
  • BIMオブジェクトとは
    BIMを構成する最小単位で、寸法・形状・仕様・性能・品番などが属性情報として入力された3Dデータで表現されます。【参考】BUILT×BuildAppNews「BUILTトレンドウォッチ」第3回「BIM objectとは?」
  • フロントローディングとは
    国土交通省によれば、初期の工程(フロント)において負荷をかけて事前に集中的に検討する手法です。後工程で生じそうな仕様変更や手戻りを未然に防ぎ、品質向上や工期の短縮化に効果があります。

関連リンク

BIMコンテンツプラットフォーム「BIMobject」に関するお問い合わせ先

お問い合わせ

次のフォームよりお問い合わせをお願いいたします。
【お問合せフォーム】https://vdc-solution.jp/bimobject/contact/