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建設業界の課題 CONSTRUCTION INDUSTRY CHALLENGES

そもそも建設プロセスについて
こんな風に思っていませんか?

建設産業には、業界特有のルールやヒエラルキーが存在しており、製造業など他の業界で実現できていることがなされていない課題を抱えています。
建設プロセスについて、よくある誤解をご紹介いたします。

建物を建てているのはゼネコンですか?

ゼネコンが全部の工事を実施しているわけではありません。
27種類の専門工事があり、専門工事業者との連携が必要です。

設計時の図面(設計図)をみれば、建物の全てがわかりますか?

設計事務所が作る図面だけでは建設に関わる全ての情報を盛り込めないのです。
全てを把握するには、工事中に発生した設計変更などをもとに設計図を修正し、
実際に竣工した建物を正確に表した図面などが必要となります。

建物を建てるときの図面は一種類ですか?

そうとは限らないのです。
工事の種類(建築工事、内装仕上げ工事、建具工事、電気工事など)によって施工図があり、
設計時の図面をもとに各工事店で作成し直したりして建設プロセスの中で同じデータが共有されていないのです。
実際の施工で図面通りにはできないところがあると現場で調整をして図面を変更したりしています。

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建設産業が抱える課題を解決するイメージを表した画像

建設産業が抱える課題とは

建設とは本来、土木や建築に限らずに「新たに作り上げる」という意味であり、「人々が健康で快適に過ごせる空間づくり」を意味します。

しかし、今、建設業は社会を支える根幹産業でありながら、多くの課題に直面しています。例えば人手不足は納期長期化を引き起こし、ビル、集合住宅、病院施設など建設費用が高額化しかねません。間接的に一般生活者への費用負担などへの影響も懸念されます。また、世界的にみても、建設業のCO2排出量も看過できない状況にあります。
現状に変革を起こさなければ、これらの課題は、複雑化・深刻化する一方です。

野原グループは、社会の一員として、サステナブルな未来を実現するには、デジタル化への取り組みが不可欠だと考えています。とりわけ、社会を支える建設業界にあっては、建設DXで社会を変えていくことが我々の使命だと確信しています。

国も課題解決に乗り出した法改正と技術革新

こうした課題解決に、国土交通省も動き出しています。その切り札として期待されているのがBIMの推進です。BIMは建設プロセスの全工程で、一貫して同じデータ活用することで、工程間の断絶解消、無理無駄の解消がなされ、人手不足を解消するための生産性向上や、働き方改革、CO2削減効果の見える化などが期待されています。

業界の課題 国の施策
業界動向
  • ・若手の担い手不足

  • ・働き方改革

  • ・ダンピング/
    アウトサイダー

  • ・産業廃棄物/CO2削減

  • ・低生産性/低利益率

  • ・4週8閉所

  • ・時間外労働上限規制の撤廃(2024年4月~)

  • ・社会保険/一人親方

  • ・カーボンニュートラル宣言

  • ・多能工化/
    ロボット活用

技術革新
  • ・デジタル化の遅れ

  • ・建築BIM加速化事業(補助80億円)

フロントローディング=BIM活用の徹底
が業界の課題を解決します。

私たち野原グループだからできること。

私たち野原グループだから
できること。

野原グループだからできることの例を取り上げたイメージ図

それはデータを活用した
建設業界のハブ機能です。

野原グループは、建設業界の上流から下流までの豊富な商流と強固なネットワークがあります。さらに、特定工種に特化した事業形態ではなく、ある程度広い工種に従事し、建設プロセスの様々な従事者と豊富な接点があります。
この我々の強みを、未来の建設業への架け橋である建設DX・BIM推進において、建設の各プロセスで建設にまつわる情報を動かし、関係者をつなぐ「ハブ機能」に進化させ、業界のサプライチェーン変革・統合を果たす「業界変革のフロントランナー」であり続けることが我々しかできない使命であると考えています。

建設プロセスに、革新と未来を。
BuildAppが実現する業界、社会への4つ提供価値とは

建設プロセスに、革新と未来を。
BuildAppが実現する
業界、社会への4つ提供価値とは

BuildAppは、BIMデータを連携して建設サプライチェーンに変革をもたらします。それは「時間価値の提供※」であり、生産性を向上させ、ひいては働き方、人手不足の解決にも貢献が期待されると考えています。
さらに、BIMやデジタル技術の活用が、可視化、数値化も促し、現場廃材やCO2排出量の削減効果といった、環境負荷軽減の追求を後押しします。

※”作業時間を短くする””工程間のリードタイムを短くする”など

  1. 野原グループが建設プレイヤーを
    データでつなぐハブ連携

    野原グループが建設プレイヤーをデータでつなぐハブ連携・資料画像

    設計士が作成した図面をもとに、各プレイヤーは生産、施工などの段階で必要な図面を書き直しています。
    BuildAppは「建設情報のハブ連携」を担い、データで建設プロセスを一気通貫で繋ぎ、関係者が効率的に業務を進められるシステムと人的サービスを提供します。特に工事会社は施工現場でBIMソフトウェアを購入することも、操作することも不要となります。

  2. 建設サプライチェーンの統合で
    無駄をなくし生産性向上

    建設サプライチェーンの統合で無駄をなくし生産性を向上・資料画像

    BuildAppは「同一のデータ」を軸に建設サプライチェーンを連携させることで、例えば変更箇所の提案とその承認作業の時間短縮を実現して、生産性を向上させ、ひいては働き方、人手不足の解決にも貢献が期待されます。

  3. 共通基盤を提供することで
    建設プロセスを効率化

    共通基盤を提供することでサプライチェーンの効率化を実現・資料画像

    BuildAppは、共通の基盤で情報の共有を実現させることで建設プロセスのあらゆる場面での効率化を実現します。
    (例)
    ・積算 
    図面の詳細化、プレカット活用⇒材料ロス削減
    ・仕入 
    材料選定や納期の早期決着⇒打合せややり取りの時間短縮
    ・配送 
    現場到着日時の詳細化⇒作業効率アップ

  4. 建設図面のビジュアル化で
    カーボンニュートラルな社会実現

    新たな価値としてカーボンニュートラルな社会の実現に貢献・資料画像

    BuildAppは、新しい価値提供として、建設図面のビジュアル化により、部材建材単位での排出ガスの削減効果の数値化を目指しています。これは来るべきカーボンニュートラルの世界に向けて、最も効果が期待されているものの一つです。

建設サプライチェーンの統合を目指す
BuildAppとは

建設サプライチェーンの統合を
目指すBuildAppとは

BuildAppは、BIMデータを連携して、建設業界の生産性向上・脱炭素化を支援するプラットフォームです。
政府によるデジタル化推進や、2050年までのカーボンニュートラル=温室効果ガス排出量実質ゼロ宣言。これらの背景を踏まえ、私たちは社会の一員、とくに社会を支える建設産業に携わる企業として、建設現場の生産性向上、産業廃棄物やCO2削減といった課題解決の実現を目指しています。
BuildAppは、建設業界を働く場所としても魅力のある場所にアップデートする推進力を秘めています。
野原グループは、皆様と一緒に建設業界をアップデートして、社会に良い変化をもたらしたいと考えています。
「建設DXで、社会を変えていく」
これが私たちの強い決意です。

BuildAppの建設ワークフローをサークル状に表した画像
  • 2D to BIM(LOD200)・アイコン画像

    2D to BIM
    (LOD200)

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    SCM対応施工
    BIM作成支援
    (LOD300~350)

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    製造連携BIM作成
    (LOD400)

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    6D-BIM連動
    自動見積

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    製造図自動作図

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    工程連動自動手配

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    物流エコシステム

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    6D施工管理

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    マネジメント

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