オートデスク株式会社主催Design and Make Summit 2024に協賛

2024年8月5日 お知らせ

 BuildApp(ビルドアップ)で建設DXに取り組む野原グループ株式会社は、建設産業の変革に取り組むリーディングカンパニー各社とともに、産業内の課題解決と持続可能な発展を実現するための意見交換を目的に、2024年7月5日(金)に虎ノ門ヒルズフォーラムで開催されたオートデスク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中西 智行)主催のDesign and Make Summit 2024に協賛をしました。

Design and Make Summit とは

 昨今の建設プロジェクトの複雑化や世界的な労働力不足とサプライチェーンの問題、さらにサステナビリティを取り巻く問題など、現代の企業にはさまざまな変化への対応が必要です。世界中のビジネスリーダーには、未来を見据える力と迅速な行動が求められるようになりました。オートデスク株式会社の「2024年度版デザインと創造の業界動向調査」の最新版では、自社が予見できない経済的・地政学的変化に対してすでに準備ができており、ビジネスの将来を楽観視していると回答したグローバル企業の割合は73%にも及びます。しかし日本企業の場合、その割合はわずか44%に過ぎません。 

 Design and Make Summit は、こうした変化への対応に取り組むDesign and Make (デザインと創造) 業界のビジネスリーダーを対象としたイベントです 

野原グループ協賛の背景と今後の展開

 建設産業は国を支える根幹でありながら、サプライチェーンの複雑さ、建設プロセスの情報分断などによる生産性の低さという業界構造的な不経済が顕在化しています。就労人口も既に不足しており、この先さらに悪化することも見込まれています。また、SDGs・環境配慮においても、建設現場の廃材、CO2削減問題などに直面しています。 

 野原グループは、「建設DXで、社会を変えていく」ことをブランドメッセージに掲げ、こうした社会課題を私達ならではの強みを活かして解決すべく、BIM設計-製造-施工支援プラットフォーム「BuildApp(ビルドアップ)」を中心とした建設DX推進事業に注力しています。 

 BuildAppは、可視化・集約化したデータ(情報)をもとに、建設プロジェクトの関係者をつなぎ、廃材量やCO2排出量の削減、生産性向上による働き方改革を実現する新たな「プラットフォーム」です。私たちの取り組みに、施主、ゼネコン、サブコン、建材メーカーをはじめ、多くの賛同の声をいただいております。 

 そこで、建設産業の変革に取り組むリーディングカンパニー各社とともに、産業内の課題解決と持続可能な発展を実現するための意見交換を目的に、野原グループは Design and Make Summit2024に協賛しました。 

 本イベントでは3D 技術を使ったデザイン・設計、エンジニアリング、エンターテインメント向けソフトウェアのリーディング企業であるオートデスク株式会社をはじめ、ゼネコンや設計事務所など多くの関係者の方々に対してBuildAppのサービスをご紹介し、一方で最新情報の取得や労働環境やサプライチェーンなど建設産業内の課題について有意義な議論をすることができました。また、セッションやネットワークラウンジなど様々な形式のプログラムが用意されており、業界の異なる国内リーディングカンパニーのリーダーからの貴重な知識を得られ、BuildAppをさらに進化させるためのアイディアを考えることもできました。 

 BuildAppで建設DXに取り組む野原グループは、今後も、様々なステークホルダーの皆さまとパートナーシップを築き、働き方改革やサプライチェーンの変革、コスト削減など建設産業を取り巻く様々な問題の解決と持続可能な成長の実現を目指します。 

BIM設計-製造-施工支援プラットフォームBuildApp(ビルドアップ)とは

BIM設計-製造-施工支援プラットフォームBuildApp(ビルドアップ)は、設計事務所やゼネコンが作成したBIM設計データをより詳細なデータにし、各建設工程で必要なデータとして利活用し建設工程全体の生産性向上を実現するクラウドサービスです。

設計積算から製造・流通・施工管理・維持管理までをBIMでつなぐ複数のサービスにより、各プレイヤーに合わせたサービスを提供しています。
設計・施工の手間・手戻りをなくし、製造・流通を最適化して、コスト削減と廃棄物・CO2削減に貢献します。

私たちがBuildAppで実現したいこと

  • BIM起点のデータで建設関係者を繋いで連携を生む
  • 工程の可視化や業務の自動化により業界内の無駄を解消する
  • DXによる生産性向上や廃材・CO2排出量の削減を目指す建設企業とともに、サプライチェーンを変革し、「建設DXで、社会を変えていく」

    お問い合わせ先

    BuildApp WEB https://build-app.jp/
    お問い合わせ先 https://build-app.jp/contact/
    電話 03-4535-1158

    参考

      • DX(デジタルトランスフォーメーション)とは
        経済産業省の定義によれば「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」を指し、単なるデジタル活用とは区別されています。
      • サプライチェーンとは
        商品や製品が消費者の手元に届くまでの、調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費といった一連の流れのこと。

    関連リンク

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    野原グループ株式会社
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